ホームステイにはいい点もあれば、当然ほかの滞在方法とくらべて不自由な点もあります。
滞在にホームステイをお考えの方は、この項目とあわせて「ホームステイの基礎知識」「ご利用規約」「ホームステイをはじめる前の心構え」もあわせてお読みになり、 基本的なことを事前にご確認ください。
また、自分がホームステイに向かないのではないかとと思われる場合は別の滞在方法を選ぶこと・又は短期間のみ滞在して様子をみることなどをお勧めいたします。
初めてのカナダ生活には日本と異なる生活習慣に戸惑うことが多いものです。 バスの乗り方や、買い物の仕方、自転車の乗り方でさえも日本とカナダでは常識が全く異なります。 ホームステイではホストファミリーが生活習慣の手本となってたくさんのことを教えてくれますし、 失敗や戸惑いもやさしく聞いてアドバイスやフォローをしてくれることでしょう。
当然ですが、英語を勉強するためにカナダに来ているわけですから英語を話す家庭です。 常にカナダ人同士の会話を聞くこと・それに参加することでヒアリング・スピーキング力は飛躍的に上達します。 また語学の上達には英語圏の文化の背景を知ることが重要です。 日本でカタカナ英語になっている言葉に限って通じないことが多いものです。 食事のとき、お手伝いをしているとき、アクティビティのときなど、一緒に生活する中で ちょっとした言い回しや表現など、ネイティブの生きた英語を学ぶ機会が格段に増えることになります。
アパートの契約手続きをする場合、契約書にある長文の契約内容の確認や、電気や電話など多くの手続きが必要になります。 契約の内容をうっかり見逃していた、意味を取り違えていたことで、後のトラブルにつながる場合もあります。 またそのトラブルを解決しなければならない場合にも、英語が十分に通じなければ不利な条件となり、途方にくれることになります。 家具や細々とした生活用品を最初から準備しなくてもよいのもホームステイの利点です。
用事があってどこかに電話をする時・予約をする時・問い合わせをする時など、カナダに来てすぐは心配なものです。 また何かおかしいと思うような事件があった時やカナダの生活でわからないこともホストファミリーにすぐ聞くことができます。 日本での常識とカナダの常識はかなり違うことも多いので、戸惑うことも多いはず。
到着後は日本を離れた寂しさでホームシックになりがちです。 そんな時期に1人で生活すると、時間をもてあまして一層さびしく感じてしまうかもしれません。 ホームステイをすればそんな時期にもカナダの家族がサポートしてくれることでしょう。 またホームステイを出た後や、日本に帰国した後も仲良くしていればいつでも帰ってくることができます。 クリスマスやサンクスギビングなどイベントの時にはよんでくれる家族も多いでしょう。
また、ファミリーパーティでホストファミリーの友達と出会ったり、 自分では行きそうもない地元の場所に連れていってくれたりと、ホームステイをしていたからこその出会いや発見も多くあります。 せっかくカナダに来たので多くのカナダ人と交流したいものです。 また地元人ならではの穴場などもホストファミリーはよく知っていることでしょう。
ホームステイは一般的にスペースに余裕のある郊外の家が多いので、学校までバスで通学することがほとんどです。 しかし、バスでの通学も勉強のうち。バスの中での人々の会話や流れる街の様子など、自分次第で通学時間を楽しめます。 隣に座った人から話しかけられることも多いので、ぜひ会話を楽しんでみてください。
それぞれの家にそれぞれのルールがあります。 例えば食事の時間が決まっていたり、洗濯する日やお風呂の時間が指定されていたりなど、 家族皆が快適に生活できるようにするためには重要なことです。 また部屋に閉じこもってばかりではいけません。 自分からも仲良くなれるように積極的に交流を図る姿勢が大事ですし、常識範囲のお手伝いもした方がよいでしょう。
日本食に比べるとカナダの食事はとてもシンプル。野菜が少ないと感じることも多いでしょう。 出される料理は家庭によってかなり差があります。 食事がどうしても気になる場合は、料理好きの家庭にステイを希望するか、食事なしのルームレントにすることも可能です。
3食付のホームステイは、部屋代のみのシェアに比べると高く感じてしまうでしょう。 ただし外食や別払いの光熱費を払っていたらしていたらホームステイよりも高くついた・・という場合もあるので注意。 ライトハウス留学センターのホームステイは家庭によって料金も違います。値段重視で選ぶ場合はその旨をお伝え下さい。
しっかりと厳選しているとはいえ、人と人のコンビネーションでどうしても相性が合わない!という場合もないとは言えません。 ライトハウス留学センターではどうしてもステイ先を変えたいという場合にはステイ先の変更を行っています。 最初の2週間はお互いのトライアル期間になっていますので、その期間内に様子を見ることができます。
カナダ人ははっきりしているため自分の意見をはっきり伝えてきます。 謙虚な日本人には自分の希望や要求をきっぱりと伝えることが難しいことも多いです。 それも勉強の内ではありますが、あまりにも謙虚で何でも我慢してしまうという方は、 ホームステイ以外の滞在方法の方が楽に生活できるかもしれません。
初めてのホームステイといえば、「白人家庭で両親と子供と犬がいて」というイメージを思い浮かべる人が多いようです。 カナダは他民族国家、モザイク文化の国です。ステイ先家庭は必ずしも白人家庭とは限りません。
またカナダは離婚率・結婚していない状態で子供をもつ夫婦も非常に多い国です。受け入れ先家庭も、母子家庭やホストマザーのみの場合もよくあります。 一般的にホストマザーのみの家庭は学生の為にさいてくれる時間も多く、色々と話もしやすいので仲良くなれることが多いようです。
また、家族の一員として受け入れてもらうのでありお客さんではないので、過剰なおもてなしや生活全般の全ての世話をステイ先家族がしてくれるという期待はやめましょう。
日本人は遠慮をする人が多く、謙虚なので話しかけられるまで中々輪の中に入っていけないことが多いようです。 ましてや到着すぐで英語に自信がない頃は特に引きこもってしまいがちでしょう。
しかし自分で決めてカナダまで来たのですから、ここは勇気を出して最初から家族の仲にどんどん入っていくようにしましょう。 お手伝いをするのも仲良くなれる秘訣です。
カナダでは自分の意思や意見ははっきりと伝えなければ満足していると思われてしまいます。 不満や自分の意思はきっぱりと伝えることが大切です。 最初から遠慮せずにきっぱりと伝えるようにすれば、次回から気後れせずに家族に伝えやすくなるはずです。
カナダ人は感情的で思ったことをすぐ口に人が多いですが、すぐに忘れて5分後に大笑いしているような国民性です。 日本人には中々難しいことですが、自分からはっきりと何でも伝えると思った以上に問題が解決することが多いものです。
・夕食はいらない
・帰宅が遅くなる、外泊をする
・友達を夕食に誘う
このような場合は必ずできるだけ早く家族に伝えましょう。また家で共同生活をする上でも、
・家の電話で長電話をする場合は必ず事前に断る、長距離電話をする場合はコーリングカードを使用する
・戸締り・火の元に気をつける
・節電・節水を心がける
・自分の使ったもの、食器は自分で片付ける
・部屋の掃除をする
・家族間のルールを守る
上記のようなことには気をつけ、家族全員が気持ちよく生活できるように気をつけましょう。 また、できる限りのことをしてみたけどそれでも解決できない問題がある場合は、ライトハウス留学センターまでお気軽にご相談ください。